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発生ガス測定/ポンプ 発生ガス測定

パンや酒類等の食品・発泡剤等の日用品など身近な生活から、将来のエネルギーまで ガス発生は世の中のいろいろなところで利用されています ファーモグラフは、そうしたガス発生量を測定する自動計測システムです。

ポイント

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ガス自動計測システム

テクニカルインフォメーション

 

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ファーモグラフの測定原理

 

ファーモグラフによる測定では、サンプル瓶に試料を入れてフタを閉め、ビンを密閉状態にしてから計測開始します。 サンプルから発生したガスは、サンプル瓶からチューブを通ってファーモグラフのマノメータに入り、その中の水を押し下げます。 すると、マノメータ・シリンダーの水柱が上昇し、その上昇分に相当する圧力をセンサーが検出し、その値を PC に送り、そこで体積に変換します。

 

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ファーモグラフによる測定データは、測定開始からのガス発生量の積算値である「トータルガス発生量」と、計測間隔毎の「ガス発生量」=ガス発生速度 で表示されます。 計測時の間隔(たとえば 5 分)は、計測終了後にデータ表示画面でプロットする間隔を変更することが出来ます(たとえば 10 分、30 分など) また、指定した温度への温度換算が出来ます。

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FermographⅡとFermographⅢの圧力-体積換算方法の違い

Fermo 2 vs 3 vs ideal2.png

換算した体積.png

Fermographは測定した圧力を体積に換算しています。FermographⅡ_Ver.3は2点(0 ,90 mL)、FermographⅡ_Ver.5は4点(0,20,40,60 mL)の直線近似により換算しています。FermographⅢではアトー独自の½乗式を応用した近似曲線を使用しています。そのため従来の方法よりも、より実測値に近い精度の高い体積換算が可能です。

ファーモグラフ2_3モード比較データ.png

左のグラフは、FermographⅢを使用し、1分間隔で90日間測定した、大気圧とマノメータ温度のモニタリング、サンプル(空気)の体積変化を示しています。FermographⅢモードでは、各測定ポイントにおけるサンプル瓶内の測定圧力を大気圧(水色線)と温度(緑線)で補正したうえで、上述した近似曲線を用いてサンプルの体積変化を換算しています。そのため、大気圧や温度の影響を最小限に抑えた、精度と再現性の高い測定結果を得ることが可能です(青線)。実際、FermographⅡモードでは大気圧や温度などの影響により、換算値が不安定になることが示されています(橙線)。またFermographⅢを使用して測定した測定値は、FermographⅡモードで解析することも可能なため、これまで蓄積されたデータとの相互比較も可能です。

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