フロン使用製品のご案内

フロン使用製品のご案内

アトー製品におけるフロンの使用について、以下のとおりご案内申し上げます。
フロン規制により廃棄処理には情報が必要とされます。
現在販売している製品では「冷却小型循環恒温装置(CH-302i)」が該当しますが、代替フロン仕様(規制対応済み)になります。

-代替フロン使用製品一覧-

製品名 フロン  種・容量 定格出力  オゾン破壊係数
AC-2070B クロマトチャンバー R-12 (CFC クロロフロオロカーボン) 
 310g
300W 0.1-0.6
MLC-705 マイラボクロマトチャンバー R-12 (CFC クロロフロオロカーボン)
 150g
175W 0.1-0.6
AC-5400 マイラボクロマトチャンバー R412A (HCFC ハイドロクロロフルオロカーボン)
   85g
90W 0.055
AB-1600 スーパースタットミニ
  (~330603)  1995年
R-12 (CFC クロロフロオロカーボン)
 220g
110W 0.1-0.6
AB-1600 スーパースタットミニ
  (330614~350302) 1996年
R409A (HCFC ハイドロクロロフルオロカーボン)
  220g
110W 0.055
AB-1600 スーパースタットミニ
  (350413~460114) 1998年
R134a (HFC ハイドロフルオロカーボン)
  220g
110W
AB-1650 スーパースタットミニ 
  2010年~
R134a (HFC ハイドロフルオロカーボン)
   160g
270W
CH-301i クールサーキュレーター R134a (HFC ハイドロフルオロカーボン)
   160g
270W 0

年代はおよそですので( )内のシリアル番号でご確認ください。

    

-フロン類の種類-

CFC:オゾン層の破壊程度が高い化合物。
     1995年末に生産中止。
特定フロン
HCFC:オゾン層の破壊程度が比較的小さい化合物。
     1996年から生産規制。
代替フロン
HFC:オゾン層の破壊がない代替物質。
     ただし温室効果ガスとして地球温暖化に影響。
代替フロン

オゾン層保護のための「オゾン層保護法(1988年制定)」によりフロンの生産規制が行われてきました。すでに生産されて使用中の機器に含まれているフロンガスを大気中に排出させないことも考慮し、2001年6月に「フロン回収・破壊法」(正式名称 特定製品に係るフロン類の回収および破壊の実施の確保等に関する法律)が制定され、機器が廃棄される際にフロンの回収が義務付けられました。

-フロン排出抑制法-

2015年4月上記「フロン回収・破壊法」が改正され、「フロン排出抑制法」(正式名称 フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律)が施行されました。
 掲載製品は「第一種特定製品」に該当し簡易点検を必要としますが、定期点検の対象となる「圧縮機の電動機の定格出力が7.5kW 以上」には該当しません。
 詳細は環境省等Webサイトをご参照ください。
 https://www.env.go.jp/earth/furon/