泳動バッファー Tris-Glycine系ポリアクリルアミドゲルで使用できるBlue-Native PAGE 用の泳動バッファーです。

WSE-7057 EzRun BlueNative

WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)
WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)
サンプルアプライ後にBlueNative Buffer Additiveを添加
サンプルアプライ後にBlueNative Buffer Additiveを添加
WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)
WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)
WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)
サンプルアプライ後にBlueNative Buffer Additiveを添加
WSE-7057 EzRun BlueNative(イージーラン ブルーネイティブ)

ATTO 60周年感謝祭 第6弾     ATTO 特選製品キャンペーン実施中

Native-PAGE スターターセット 50%OFF

 WSE-7424 EzProteoLysis Native, WSE-7011 EzApply Native, WSE-7016 EzStandard Native, WSE-7056 EzRun ClearNative, WSE-7057 EzRun BlueNative

98,000円⇒49,000円

60th_6th_20241023_1200_400pix.png

Blue-Native PAGE用の泳動バッファー

SDSを含まないTris-Glycine系のポリアクリルアミドゲル用のBlue-Native PAGE用泳動バッファー
※SDS-PAGEには使用できません

   

製品名 WSE-7057 EzRun BlueNative
コード 2332315
価格 ¥12,800

動画で紹介

動画リンクはコチラ⇒

thumb.png

製品概要

  • Blue-Native PAGE(BN-PAGE)用泳動バッファー
  • タンパク質コンプレックスのまま電気泳動ができる
  • 従来のBis-Tris系ゲル等を使用した方法と遜色のない泳動パターンが得られる
  • SDSを含まないTris-Glycine系ポリアクリルアミドゲルでBlue-Native PAGE が出来る
  • アトーの既製アクリルアミドゲルに使用可能
  • 蒸留水で希釈したバッファーにCBB溶液(BlueNative Buffer Additive)を添加して電気泳動するだけ
  • 室温で1年間安定

データ・資料

従来のBis-Tris系ゲル等を使用した方法との比較

Blue-Native PAGEはBis-Tris系ゲルやImidazole系ゲルを使用する方法が一般的ですが、これらの試薬は高価なため、実験に費用がかかるのが現状です。
EzRun BlueNativeは、SDS-PAGEでよく利用されているTris-Glycine系のポリアクリルアミドゲルでBlue-Native PAGEが出来る泳動バッファーです。
実験のコストを抑えながらも従来のBis-Tris系ゲルなどを使用した方法と遜色のない泳動パターンを得ることができます。

プロトコール

WSE-7057 EzRunBlueNative_プロトコール.jpg

※泳動槽により必要なバッファー量が異なります。下表を参考にしてください。

ゲル 泳動槽 必要な量
EzRun BlueNative BlueNative Buffer Additive
※陰極バッファーのみに添加します
ミニサイズ AE-6530
WSE-1150
上部槽(陰極):75mL
下部槽(陽極):250mL
上部槽(陰極):0.75mL
ミニサイズ WSE-1165 上部槽(陰極):250mL
下部槽(陽極):250mL
上部槽(陰極):2.5mL  
コンパクトサイズ WSE-1010
WSE-1025
上部槽(陰極):120mL
下部槽(陽極):70mL
上部槽(陰極):1.2mL
ワイドサイズ WSE-1170 上部槽(陰極):400mL
下部槽(陽極):400mL
上部槽(陰極):4mL 

参考データ

 

上図は葉緑体抽出液を Blue-Native PAGE(A) により 3-14%の u-PAGEL H で分離し(1 次元目)、さらにこのゲルを HR-Clear- Native PAGE(B) および SDS-PAGE(C) で 2 次元展開した結果を示しています。BN-PAGEはタンパク質コンプレックスが解離することなく電気泳動されますが、HR-CN-PAGEで2次元展開すると1本だったバンドが2本以上になっており(B)、ごく弱い界面活性剤でも解離するコンプレックスであることが分かります。一方で、SDS-PAGE は強い界面活性剤と還元剤をともなう加熱処理によりコンプレックスはバラバラに解離します。実際、SDS-PAGEにより2次元展開したゲル(C) では、1 次元目のBN-PAGE で1 本のバンドとして見えていたタンパク質が、SDS-PAGE による2 次元展開によって、こんなにもたくさんのタンパク質で構成されていることがわかります。さらにこの後に3 次元、4 次元の電気泳動を行い、目的とするタンパク質をより深く解析することも可能です。u-PAGEL H はタンパク質コンプレックスのような高分子のタンパク質の解析にも最適な既製ポリアクリルアミドゲルです。

製品仕様

型式・名称 WSE-7056 EzRun ClearNative(イージーラン クリアネイティブ)
主成分 ① EzRun BlueNative:トリス緩衝液
② BlueNative Buffer Additive(陰極バッファー用添加溶液):クマシ―ブリリアントブルー
キット内容 ① EzRun BlueNative(10×):500mL
② BlueNative Buffer Additive(100×):25mL
使用前の調製 ① EzRun BlueNative:蒸留水で10倍に希釈
② BlueNative Buffer Additive:調製不要
保存期間 室温保存 1年

サンプル提供

サンプル品のご依頼は下記ボタンのサンプル依頼フォームからどうぞ


blue_green.png

価格表

Prices are for domestic orders only.
製品コード 製品名 価格 数量
2332315 WSE-7057 EzRun BlueNative 1セット 12,800円
Prices are for domestic orders only.

資料ダウンロード

各種資料をダウンロードいただけます。

カタログ

取扱説明書

SDS