Home アトー製品情報 細胞イメージング CytoWatcher / CytoWatcher FL

細胞培養タイムラプス観察装置

細胞イメージング 培養細胞タイムラプス観察装置
WSL-1800/1800-B CytoWatcher / CytoWatcher FL

コンパクトなボディサイズ、防湿構造でCO2インキュベーター内にも設置可能。培養しながら蛍光・可視光タイムラプス撮影に対応します。

製品仕様 製品資料 価格・オプション

動画で紹介   
CytoWatcherの設置方法や使用方法
WSL-1800-B CytoWatcherFL(サイトウォッチャーFL)

WSL-1800-B CytoWatcherFL(サイトウォッチャーFL)

WSL-1800+Note PC

WSL-1800+Note PC
パソコン制御のデジタル顕微鏡システム。自動タイムラプス撮影が可能です。

目的・用途
  • 培養細胞の低倍率明視野観察
  • 培養環境下でのタイムラプス撮影(本体をCO2インキュベータ内に設置可)
  • 置き場所を選ばないコンパクトサイズ
  • 500万画素カラーCMOSカメラ搭載
  • 1PCで2台まで同時制御可能、複数サンプルのタイムラプス撮影が可能  
  • 蛍光撮影対応モデルが登場 
製品概要

WSL-1800 CytoWatcher(サイトウォッチャー)は5メガピクセル・カラーCMOSカメラを搭載したデジタル顕微鏡です。
USB3.0ケーブルでWindows PCに接続するだけで、簡単な操作により顕微鏡画像を撮影・保存可能です。
装置本体は防湿仕様なので、CO2インキュベータ内に設置して、細胞や切片などを培養しながら自動でタイムラプス画像を撮影できます。

CO2インキュベータ内に設置可

CytoWatcher本体は防湿構造なので、高湿度になっているCO2インキュベータ内に設置して細胞を培養しながら経時撮影が可能です。
高額な顕微鏡ステージ培養システムを導入する必要がありません。

with the incubator
in the Incubator_01
手元に置ける顕微鏡

コンパクトなので実験台やクリーンベンチなど限られたスペースでも使用できます。
持ち運びも容易で作業場所に持って行って使うこともできます。

WSL-1800_with PC-02
USBケーブルでPCとつなぐだけ

CytoWatcherはWindows PC(別売)とUSB3.0ケーブルで接続して使用します(電源はUSBでPCから供給)。
専用ソフトImageSaverT(標準付属)を起動すればすぐにライブで細胞画像を見られます。
画像保存やタイムラプス撮影も簡単操作で行えます。

WSL-1800B_with PC-01

 
WS-1800-BとNote PC接続例

複数台を1台のPCで制御可能

複数サンプルを同時並行でタイムラプス撮影をするため、2台のCytoWatcherを1台のPCに接続して使用できます。
※2台の撮影条件は同じになります。

WSL-1800Twin_with PC

 

蛍光撮影に対応

蛍光撮影モデルCytoWatcher FLには青色LED光源と励起/吸収フィルターが搭載され、GFPなどの緑色蛍光の撮影に対応します。
CO2インキュベータ内に設置して明視野と蛍光を組み合わせたタイムラプス撮影も可能です。

WSL-1800B_左02_with 疑似GFP細胞
5メガピクセルカラーCMOSカメラ

CytoWatcherには4倍の対物レンズと5メガピクセルカラーCMOSカメラが搭載されています。
撮影視野:1.425 mm x 1.070 mm(2592×1944)

デジタルズーム例_×4_×8_×12_×16_700pix
製品の仕様
型式・製品名 WSL-1800 CytoWatcher
(サイトウォッチャー)
WSL-1800-B CytoWatcher
(サイトウォッチャー蛍光モデル)
カメラ 500万画素 カラーCMOSカメラ  
解像度 2592×1944 ピクセル  
倍率 光学4倍(デジタルズーム:最大16倍)  
視野 1.425 mm x 1.070 mm  
フォーカス マニュアル(粗動/微動)  
光源 明視野照明:透過白色LED 明視野照明:透過白色LED
蛍光励起光源:青色LED(465nm)
側射方式照明
フィルター なし 励起:480nmショートパス(交換不可)
吸収:525nmバンドパス(交換可)
半値幅 45nm
耐湿性 湿度95%RHで使用可能
(CO2インキュベータ内へ設置可)
 
制御ソフト ImageSaverT(Windows版)
撮影:ライブ/静止画/タイムラプス
 
画像保存 8Bit:TIFF/JPEG/BMP(カラー/モノクロ)  
対応OS Windows10/11 64/32bit  
言語 日本語/英語
ImageSaverTで切り替え可能
 
PC接続 本体:USB 3.0×1 本体:USB 3.0×1
光源:USB 3.0×1(2.0可)
寸法 130 (W) x 180 (D) x 190 (H) mm 130 (W) x 180 (D) x 190 (H) mm
質量 2.5kg 2.7kg
電源 USB給電(バスパワー)方式  

 

カタログダウンロード

WSL-1800 CytoWatcherカタログダウンロード

 

CytoWatcherによる撮影例

[1] NIH3T3細胞の増殖

10cmディッシュに継代したマウス線維芽細胞NIH3T3を30分間隔で72時間撮影

[2] 創傷治癒アッセイ (Wound healing assay)

35mmディッシュで100%コンフルエントまで培養したマウス線維芽細胞NIH3T3の細胞層に引っかき傷を付けた後、30分間隔で24時間撮影

[3] 脂肪細胞様細胞(Adipocyte-like cells)への分化誘導

6cmディッシュで培養したマウス線維芽細胞Swiss 3T3 L-1の培地を分化誘導用の培地(DMEM, 10%FBS, 250nM Dexamethazone, 0.5mM Isobutylmethylxanthin, 10ug/mL Insulin)に交換後、1時間間隔で7日間撮影

CytoWatcher_脂肪滴染色画像

7日間撮影後、Oil Red Oで脂肪滴を染色して撮影

[4] ウシ体外受精卵のタイムラプス撮影

受精後6時間のウシの体外受精卵を30分間隔で9日間撮影
データご提供: 酪農学園大学 今井敬先生

[5] GFP発現細胞の蛍光撮影

蛍光撮影画像のみ

明視野撮影画像と蛍光撮影画像をマージ

CytoWatcher_蛍光+明視野撮影画像

マウス線維芽細胞NIH3T3(35mmガラスボトムディッシュ)にEGFP発現ベクターをトランスフェクトし、その直後から蛍光と明視野を20分間隔で48時間撮影(蛍光撮影モデルCytoWatcher FLを使用)
(動画やマージ画像の作成には画像処理ソフトImageJを使用)

[6] 染色組織切片の撮影
CytoWatcher_染色切片画像

脳基底核切片のマッソントリクローム染色標本を撮影

 

オプション・消耗品一覧

本体価格:598,000円 ~Prices shown are domestic prices valid only in Japan

製品コード 製品名 価格 数量
3601800 WSL-1800 CytoWatcher 1台 598,000円
3601803 WSL-1800-B CytoWatcher FL 1台 928,000円
3601806 WSL-1800用蛍光撮影ユニットB 1セット 350,000円
3601808 WSL-1800 制御用PC 1台 250,000円
3601809 USB3.0 延長ケーブル 1本 20,000円
2110030 CS Analyzer version4 Windows版 1本 250,000円
2140202 UP-X898MD ハイブリッドグラフィックプリンター 1台 275,000円
2140913 UPP-110HG プリンター用紙(10個組) 1組 30,800円

 

資料ダウンロード DOWNLOAD

各種資料(PDF形式)をダウンロードいただけます。

  • PRODUCTカタログダウンロード
  • SDSダウンロード
  • 実験のコツダウンロード

このページの先頭へ