製品の仕様

型式・名称	P-T16.5S 　p・パジェル	P-R16.5S 　p・パジェル
泳動プレート	サイズ： 120mm(W)x100mm(H)　材質：ガラス
対応泳動槽	ATTO　パジェラン シリーズ、ラピダス・ミニスラブ シリーズ
ゲルサイズ	90mm(W)x83mm(H)　厚さ 1mm
ゲル組成	ポリアクリルアミド 16.5%、トリス-HClバッファー
分画分子量範囲	1000~75000Da
サンプルコウム （標準検体数）	14検体（幅4.2mm） 最大アプライ量　約24μL／ウエル	18検体（幅2.9mm） 最大アプライ量　約18μL／ウエル
輸送・保存	輸送：10℃~室温　　保存：冷蔵　（5~10℃　決して凍らせないこと）
使用期限	製造より１年（冷蔵保存　凍結不可　）未開封時
包装単位	10枚／箱

※ 泳動用緩衝液「AE-1415 EzRunT」（トリシン系）をご使用ください。
　　 掲載の泳動パターンや通電時間は「EzRunT」によるものです。

※ 低分子分子量マーカー「WSE-7025 EzStandard LMW」をご利用ください。

※ 試験成績書のご提供が可能です。（有料）ご注文時にお申し付けください。

※ 「パジェル」「e・パジェル」「e･パジェル HR」とガラスプレートは同じです。同様にご使用いただけます。
　　泳動槽はアトー「パジェラン」シリーズ、「ラピダス・ミニスラブ」シリーズ をご使用ください。

製品資料　

電気泳動パターン例　　

泳動条件およびE-T15S（従来品）との比較例

泳動試料 ①　EzProtein Ladder ②　EzStandard ③　EzStandard LMW ④　HeLa細胞抽出液

分子量検量線の直線性

グラフはEzStandard LMW およびEzStandard の検量線です。直線性ダイナミックレンジが広いことが示されました。

クリアでシャープなバンドに分離可能

低分子の電気泳動についてのワンポイントアドバイス

低分子タンパク質・ポリペプチド の電気泳動

電源付泳動装置 「WSE-1150 PageRun Ace」 電源装置と泳動槽も対応	既製ゲル 「P-T/R16.5S p-PAGEL」 低分子用ポリアクリルアミドゲル	泳動バッファー 「AE-1415 EzRunT」 低分子用(Tris-Tricine-SDS)バッファー	分子量マーカー 「WSE-7025 EzStandard LMW」 低分子用分子量マーカー	CBB染色溶液 「AE-1340 EzSain AQua」 Ready-to-use CBB染色溶液  電子レンジ法使用可能

約20,000Da以下のタンパク質やポリペプチドの電気泳動は、通常のSDS-PAGE（Laemmli法）では十分な分離が難しいため、トリス-トリシン系のバッファーによる泳動を実施します。

ゲルと泳動バッファーは低分子分離専用のものを使用します。泳動時間は最短約65分で、従来より短時間で泳動が終了します。

検出（染色）は泳動後すぐに固定するか短時間検出をしないと拡散してしまいます。「EzStainAQua」によるCBB染色では電子レンジ法を用いて短時間染脱色が可能です。
　

泳動後の染色方法

    
「EzStainAQua」の電子レンジ法での染色と、一般的なCBB染色液(0.25%CBB,40%MeOH,10%酢酸)の染色の結果を示しています。
点線で囲った低分子領域は、「EzStainAQua」で染色した場合でのみ、検出ができました。

 カタログ　　　　

「低分子ペプチド電気泳動」資料

　　簡単にキレイに早く低分子ペプチドの分離を！

「p－PAGEL/cp－PAGEL」簡易カタログ

「PICK UP!アプリケーションカタログ」ページからもダウンロードできます

「p-PAGEL」SDS